Reiko's Kitchen さいさい
佐藤玲子さん
茅ヶ崎駅から徒歩約15分、鉄砲通りにカフェ「Reiko's Kitchen さいさい」があります。メニューの野菜の約80%は相原農場産。他の野菜も、茅ヶ崎海辺の朝市などで、地場産のものを購入していらっしゃるという店主の佐藤玲子さんにお話しを伺いました。
---相原農場の野菜をお店で使っているのはなぜですか?
今は一年中何の野菜でも買えますが、季節の野菜が一番。そして、住んでいる場所に近いところで採れた野菜が、その人の身体に一番合っていると思います。
相原さんの野菜には力があります。生命力を感じます。美味しいし、安心して使えます。それは、有機野菜というだけでなく、野菜を作っている相原さんと信頼関係があるからです。自分の家族に出したいものをお客さんにもお出ししたい。私にとって相原さんの野菜がベストです。妊婦さんから、お年寄りまで、幅広い年齢層の方たちが訪れるお店だからこそ、身体に良いものを食べてもらいたいです。
---お客さんの反応はいかがですか?
相原さんの野菜はお客さんに、とても好評です。親子連れや、ママ友でランチのお客さんがよく来られ、親御さんがいらしたときに、連れてくる方も多いです。
週に一度みえる独身の方に、「ちゃんとした食事を取れるのは一週間でここだけです!」と言われたりもします。
野菜が美味しいので、どこで手に入るのかと、聞かれることも多いです。今ではお店が配達場所となり、10家族が相原農場の野菜セットを購入しています。
---野菜セットを取っている人の反応は?
皆さん満足していますが、慣れていないと、配達された野菜セットを一週間食べるのには、工夫がいります。私と一緒に野菜を購入している人達には、野菜の保存の仕方や、料理する際のちょっとした工夫などをアドバイスしています。
野菜セットには、食べ慣れない野菜が入ってくることがあるので、希望があれば、料理教室もしています。料理が楽しくなり、ご家庭に季節を感じられるメニューが増えてくれれば、と思っています。
私は毎回、野菜が来るのが楽しみです。初めてくる野菜のことなど、配達に来る相原さんに使い方を根掘り葉掘りお聞きして(笑)、皆さんに伝えています。
せっかく作った有機野菜も、食べる人が居なければ農業は続いていかないので、これからも食べ続けたいと思っています。相原さんを応援していきたいです。
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(2017年4月:相原農場のセット野菜購入歴約20年の八城が取材しました)