まず大きな問題は、谷戸の中央を「横浜・藤沢線」が計画されていることでしょう。
すでにこの道路は横浜・原宿の手前から鎌倉・関谷を抜け藤沢・柄沢をとおり、谷戸の入口付近を通る県道藤沢鎌倉線まで部分開通しています。
(山陰方面に向かう飛行機に乗った際にはちょうど藤沢の上空800m位を飛びますので窓から下を見ると、横浜藤沢線が川名緑地に突き刺さろうとしている状態が実にクリアに見えます。これは必見!)
もう一つの問題が谷戸を管理できなくなってきていることです。
減反政策が推し進められたことにより、谷戸の中の田んぼは休耕田になり30年も経ちます。
そこは一面のアシ・ヨシに埋め尽くされてしまっています。
斜面林についても管理が行き届かず、ツタやアズマネザサ等が繁茂し、雑木林と呼べ無くなりつつあります。