Kawana Satoyama Ranger tai

事務局長敦子のThe Nationl Trust 研修報告

[第8話] キューガーデンに行ってきました

お久しぶりです!

今回はキューガーデンに行った時のレポートです。

一緒にボランティアをした人たちの中に、キューガーデンの教育部門の「企画担当」として働いている人がいたのです。
ワーキングホリデーが終わった後、彼女を訪ねてみました。

キューガーデンとは、・・・

地球上にある植物の種は、環境破壊などにより、どんどん失われています。
そんな中で、実に4万種をこえる植物を採取し、栽培し、種の保存を試みている、イギリス王立の植物園です。

世界各地の植物を実際に栽培、展示してあります。

「日本」のコーナーには、見覚えのあるドクダミの花がたくさん咲いていました。
まあ、本当にドクダミだったかは少々不安ですが・・ 
とにかく「こんな普通のものが」と思いました。 不審におもった方は是非ともキューガーデンを訪問して、真偽を確かめてくださ〜い! (^^)

キューガーデンってすごい!

キューガーデンですごい!と思ったところは、広い園内(園内に移動用のバスが通っています)に、世界各地の植物が栽培されていることだけではありません。

園内には、森もあり、多くの野生生物が住んでいます。

そして、その解説の掲示板がすごい!のです。
様々な工夫がされています。

たとえば、アナグマやリスの足跡をガラスに写して展示してあったり、

足跡の看板

生態系がわかりやすく解説してあったり・・・

枯れた木もそのままになっています。

枯れたままの木

なぜか?
「キツツキにとってその木は貴重な食料の貯蔵庫だからです。たくさんの虫がいるでしょう?」・ ・・と、いうようなこともわかりやすく描いてあります。

枯れた木の説明文

この辺の詳しいことは別のページで書きます。

アナグマの巣というのもあって、中に入れるようになっています。

アナグマの巣の前にあった看板

もちろん、私も中に入りましたよ。
まわりにいた子どもたちも大喜びしていました。
こんなに広いのか〜、というのが、私の感想です。

とても拾いアナグマの巣の中 入り口は木の根っこのよう

外から見ると、ただの木の根にみえるのに。

あと、「木の上を歩いてみよう」
というコーナーがあって、地上5メートルくらいの所に、通路があり、鳥やリスのように高いところから森を体感できるようになっているのです!

このコーナーは友人のSarahにも勧められて、ぜひ、体感したかったのですが、ここに着いたとたんに突然、豪雨とともに雷が轟き、2時間以上も雨が降り続きました。
悲しいかな、体験できませんでした。

もう一回こなければ! (^^)//

(翌日、日本に帰ったのですが、この雨のせいで飛行機が大量に欠航になり、翌日の空港は大混雑でした。)

途中で雨に降られたために、十分に見学することができませんでしたが、生態系を解説する工夫や、生態系を保護するために、立ち入り禁止の区間をもうけるなど、地元の自然を大切にする姿勢は、すばらしいものでした!


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