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はいはい、お目当てのサツマイモ。
お昼の谷戸汁様に一株掘ったところ。
いや〜、今年のはでかい!
堆肥を沢山入れたからでしょうね。昨年は堆肥を入れ初めたばかりの年だったので
あまり良く出来ませんでしたが、
今年は去年からの堆肥も効いてか、とても大きな芋が出来ました。
あまり大きいと美味しくないものですが、堆肥の場合じっくり効きますので美味しく育ちます。
谷戸汁にいれましたが、お蒔く手本当に美味しかったです。

そうそう、こうやって大きくなっちゃうもう一つの原因は
苗を植え付けるときに 横にして植え付けなかった事もあると思います。
土の中に植え付けられた部分に芋が付きますので、
土に埋め込まれた部分が少ないと芋の数が増えません。
数が少ないところに堆肥が効く訳ですから、勢い一つ一つが大きくなる訳です。

そうそう、江戸時代、干ばつの年に薩摩藩から持ち出されたサツマイモは蹴鞠にして役人の目をごまかしたと
昔話で聞いたことがあります。
つまりボールのようにまん丸だったわけですね。
とすれば、丸くても悪い訳ではなさそうです。

まあ、焼き芋には向きませんが・・。 (^^;


何故ごまかす必要があったかというと、その当時サツマイモは唐芋といって、薩摩の戦略的作物(特産品)で
藩外へ未加工のまま持ち出すことは禁止されていたそうです。見つかれば死刑だったそうです。
他藩の飢餓を救うため、薩摩の農家が死を覚悟で渡したんだそうです。
この唐芋が飢饉を救ったので、感謝を込めてサツマイモ(薩摩芋)と呼ばれるようになったそうですよ。

うおっと、長くなってしまった・・