スイバ Ajuga decumbens (タデ科ギシギシ属) 谷戸図鑑に戻る | |
多年草です。 高さは、30~100cm程度です。北海道から九州の田畑の畦などによく生えています。 葉は長さ10cmほどで、長い楕円状で先が尖っています。葉柄がないので、葉の基部は茎に回り込んでいます(茎を抱いている)!糸状の花柱がピンクでかわいいです。 繁殖の仕方は2つあります。1つ目は、翼つきの種子を飛ばす方法。2つ目は、地下茎から増える方法。近くにも遠くにも対応できるなんて頭良いですよね!!このようにダブル繁殖するので、良く増えます。 スイバという名前の由来は、葉や茎を生でかじると酸っぱい味がするということからきています。葉は、ゆでてアクを抜くと食べやすくなるので、生と茹でで食べ比べてみるのもおもしろそうですね! (江島 なつ海) |
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(撮影日:2022/5/15) |
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