Kawana Satoyama Ranger tai
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谷戸の畑に新たなコーナー完成!いや〜本当に久々の報告です (>_<)谷戸の活動は傍目から見るとただただ遊んでいるだけの様ですが・・ さて、そんな楽しい谷戸の活動「ワーク」 このビオトープ計画に基づき、谷戸の畑に新たな名所、じゃなくて新たなコーナー(環境要素)が加わりました! 谷戸に必要なのは田んぼです川名緑地での手入れボランティアの活動自粛が続く中、 そうするとダメージを受ける代表にニホンアカガエルがいます。 実は昨年もう少し畑の奥に作ってみたのですが、水がうまく溜まらず田んぼではなく窪地を作った感じになってしまいました。 そうです、違いと言えば水を溜めたときにひたすらはしゃいで足でふみふみしたことです。良く踏み込んだりこね回すことによりシルト層の元となるシルト、つまり微少な土が大量に出来たわけです。この大量のシルトのおかげで水漏れ場所にシルトが流れ込みついにはせき止めてしまうということなのです。 そんなこんなで田んぼと呼べるものを作れる自信がついたこの冬。 どうせなら日当たりの良い場所の方が稲の生育も良いわけですから、場所についても初めからやり直しちゃおうということにしました。 その田んぼ、前回ワーク時にある程度の形を作り終え、水も張ってみてふみふみしてみたのです。ある程度効果が見られ、一部ではありますが長い間水が残ったままになりました。アカガエルの産卵の時期には「もしや」とおもいましたが、これは見事に外れ。急に出来た水たまりにニホンアカガエルはやってきません。自分が生活していた時期に水があって、冬眠する前にも水があってこそ産卵にやってくるのでしょう。 なんて「楽勝」と思っていたら、谷戸探検で子どもたちが鍬とかで底面をガシガシやったので(やらせたのは私たちですから文句は言えませんね)見事水が抜けてしまいまいた。気がつけば今回のワーク時には無惨な地割れが残るのみとなりました。ゲヘ。 というわけで、今回は大人数でふみふみガシガシ、水がばがば(って井戸はすぐ水がかれるし、小さな池の水を使ったりと苦労はつきません)で、一気に水の抜けない田んぼを作り上げました。 翌3月25日に点検にいってみましたが、水の状態はグッド! 田んぼを確実に作る方法(^0^)/とまあ、いろいろ書きましたが、私たちレンジャー隊の得意な分野は肉体労働のうちでも本当に自らの肉体を酷使して行う方面が特に得意とすることろ。 まぁ、誰呼ぶともなく「泥レス」なんて言われていますが・・・ この伝統はレンジャー隊と名乗る前からですからそうとう昔からなのです。 っていうか、なんかすぐ詰まりそう・・ そんなレンジャー隊の前に久々に現れた水環境。 とりあえずお昼ご飯まではガマンできました。 午後のワーク作業再開ととともに始めた田んぼへの土投げ込み(シルトをより多く作るための材料です)時に誰かの顔に「プツン」と泥が飛んだものですからもういけません。スイッチが入ってしまいました。 途中大粒の雨が降り出しても終わりません。 ・・・・・・ ってなことで本当に身体を張っての代掻きが修了したときには、本当に見事なまでのヌルヌル底。あんなにぼつぼつしていた土も見事にシルトになっていました。 あ、どこかの団体さんで、「田んぼにしたいんだけど・・」 てなことで、谷戸の畑にもう一つの環境要素「田んぼ」が本当に完成したようです。 来年の2月にはニホンアカガエルの産卵が見られることを夢見て、そして今年の春先にはシュレーゲルアオガエル(畦に卵を産んでくれます)やニホンアマガエルに利用してもらえるように、稲を植えて日陰を作り、虫たちの生息域となってくれる事を祈りたいと思います。 そのためにも、4月には再度徹底的な代掻きと畦の補強(シルト壁の補強です)を行いたいと思います。 「レンジャー隊行きます!」 ワークデータ: 参加者:29名 生き物データ: アオゲラ、シジュウカラ、ウグイス、スズメ、ハシブトガラス、とび、 生きものデータ(3月25日田んぼ確認時): アオゲラ、カケス、シジュウカラ、ツグミ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、トビ、カワセミ、ウグイス、 Workの写真は Work Photo Gallery から |