Kawana Satoyama Ranger tai

Work 2005/6/19

報告


Workの写真は Work Photo Gallery から

ジャガイモ収穫

3月に植えたジャガイモは茎も枯れ始め。収穫の時期を迎えました。
さっそく収穫です。

なにせ、今年は5種類のジャガイモがありますので、期待はいつも以上にふくれています。
どんな違いがあるのだろう?
収穫量に違いがでるのかな?

畑の草取りを何とか終えて、いざ収穫!
順調順調、ことしは収穫量も多そうだ!
とおもったら、あらら・・
後半の延びが今ひとつ。小さかったり、ひと株に着く量が少なかったり・・

結果的には思ったより少なかったのであります。
まあ、それでも楽しく収穫できました。

それにしてもびっくりしたのはアンデス赤
今年は5種類のジャガイモを植えたのですが、その一つアンデス赤を掘ってみると・・
なんと、赤いジャガイモが着いているではありませんか!
まるで丸いサツマイモ!
そしてみんな良く出来ています。大きさも、量も。
原種に近いということだったので、もっと小さなものがゴロゴロ着いているとおもっていました。
そうそう、このジャガイモ、地上はまだまだ元気なんです。
もっと置いておくともっともっと大きくなったりするのでしょうか?
原産地では地上部が枯れちゃうと見分けが着かなくなっちゃうから地上部は収穫時でも枯れないんじゃ無いかな・・ なんて考えちゃいました。
はたして真相は?

ジャガイモに種が!

またまたびっくり!
ジャガイモにミニトマトの様な種がついていました。
事務局は長いことジャガイモを作っているけど、こんなの見たことありませんでした。
いやいやいろんな種類を植えるのって楽しいですね〜。

さて、このジャガイモの実、実は種類によってかなりの率でつくのだそうです。
種苗の研究室ではこの様な種を使って育成することもあるようです。
ふ〜ん、そうなんだ〜

ということで、さすが生物資源科学部の学生しゃん。
いろいろ知っていますねぇ。


奥の田んぼもやりました

一番奥の田んぼもワークしましたよ。
田んぼをやれば・・

そうです、田んぼフラッグですね

もちろんやりましたとも!
やらないわけがありません。
だって、レンジャー隊なんですから。

でもね、畑が好きなメンバーは概してこの田んぼメンバーのノリにはついてゆけません。
「・・・・」「僕には出来ませんでした」
てなもんです。

ま、それもいいじゃありませんか。
自分のやりたいことをやる。
そういったスタンスがレンジャー隊の良いところだと思っています。
そして、そういったスタンスを今後も続けたいと思います。

自分が気持ちよければそれでいい!

料理用テーブルに芒種処理を行いました

前回ワークで頑張って作ったテーブル。
そんな汗と努力と田んぼフラッグににも参加出来なかった情熱のこもったテーブルをそう簡単に腐らせてなるものですか!

てな感じで、作成者はことある毎に「テーブルにニスぬりましょう」を連呼。

そこで、今回やっちゃいましたよ、防腐処理。
こんなに早い展開は谷戸ワークの中では異例ですね。

さて、防腐処理。

何を塗ったらよいと思いますか?
市販の防腐剤和は怖いですよね。
それにレンジャー隊の精神からすこしはずれちゃいますよね。

ということで、柿渋を使ってみました。

柿渋といえば、昨年の夏休みに事務局Cが次男と作った小屋の壁に塗ったあの柿渋です。まだまだかなりの量が残っていましたので、この柿渋を利用しました。

この柿渋、渋柿を細かく砕いて発酵させ汁をとったものです。
(えらい短縮説明)
塗り込んだ時は凄く薄いのですが、日が経つにつれてだんだん色が強くなって来ます。
番傘(日本古来の傘です)のあの色、実はこの柿渋を塗り重ねて出せているんですよ。

なお、この柿渋、主成分はタンニンだそうで、このタンニンによって虫から守ってくれているわけです。
そんなワクワクする様な柿渋、知ってしまったからにぁ使わないとね。

さて、塗り方は?
他の塗料と違ってこちらはゴシゴシ塗り込む感じがいいみたいです。
木に刷り込む・・擦り込む感じです。
塗るのは刷毛より洗車ブラシが使いやすいのです。

で、塗り塗り班は洗車ブラシでゴシゴシ塗りましたとさ。


ワークデータ:

参加者:26名
内容: 【畑】 草むしり、ジャガイモ収穫、土寄せ
        草刈りの草粉砕(堆肥化)

    【たんぼ】 地ならし・Tanbo Flag

    【食事その他】 テーブルに柿渋塗り 


生き物データ:

ニホンアマガエル、ニホンアカガエルのおチビちゃん、

カナヘビ

シオヤトンボ、オオシオカラトンボ、ギンヤンマ、ヒガシカワトンボ、ナツアカネ(多分)、ショウジョウトンボ

ナナホシテントウ、ニジュウヤホシテントウ

キアゲハ、ジャコウアゲハ、スジグロシロチョウ、ヤマトシジミ、ムラサキシジミ、白いでっかいチョウ(ゴマダラチョウの白色個体らしいのだが・・)

ハシブトガラス、ハシボソガラス、トビ、ムクドリ、カワラヒワ、ツバメ、シジュウカラ、スズメ、アオゲラ、コゲラ、コジュケイ

タイワンリス


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