Kawana Satoyama Ranger tai

2004/12/23 作業報告


Workの写真は Work Photo Gallery から

前回「ああ、雨・・」で前回出来なかった分をプチワーク!

前回の雨で予定していた作業が出来なかったので
総会の前の半日、プチワークしました。

内容はオオフサモ取り

まあ、恒例です

この内容の問題は大きく分けて
1:細かく切れる
2:切れたところから生える
3:畑まで運ぶのに時間がかかる(大変)
とうことになります

今回は特に時間も短い中でどうやって効率化するかが問題でした
まあ、結果から先にいうと「気長にいきましょう」なのですが・・

ずばり!
疲れた肉体からこそ効率化は生まれるということなのですよ、
はい

まあ、なんと脈絡のない流れ・・

改めて説明させて頂くと
ワーク時間中で一番時間を使うのが運搬にかかる時間
その次が取ったオオフサモを運ぶ準備の時間
(取ったオオフサモはどうしても一時的に山にしておきます)
という事に気が付きました

効率的に仕事を進めるにはどうしたらいいか?
仕事を少しでもさぼりたい一心で考えついたのが「地産地消」
まあ、少々言い方は誤っているのでしょうが、
取ったところで処分が一番いいわけだと気がついたのです。

もともとオオフサモは畑で雨に打たせて土を流してから
粉砕器で細かくして堆肥にしていたのですが、
どうせならその場で堆肥を作ってしまえば良いわけではないかということです

幸い周りは斜面林。
落ち葉は山の用にあります
だったらこの落ち葉に細かく切ったオオフサモを鍬込んでしまえば
堆肥に出来るはず

なんていってもオオフサモは寒さには無茶苦茶強い!
氷が張っていても平気で青々してるし・・
でも暑いのは苦手だろう・・
落ち葉を入れた堆肥ならかなり熱くなるだろうから可能性はあるな

という感じで考えました。

そこで「次回はやって見よう」なんていっていたのですが
運ぶのが嫌になったので速実行へ移すことにしました。

台風で落ちた枝をナタで切って周りの杭にして
1mX1m位の堆肥置き場を急遽作りました
そこへ落ち葉を入れつつオオフサモを鍬込みました。

オオフサモについてはそのままでは育ってくれという事になるのは明白なので
ナタで細かく刻みました
これがなかなか重労働なのです。冷たい濡れた土がいっぱい付いている茎をナタでひたすら細かくして行きます。
そしてそれを落ち葉に鍬込んで、上から踏んづけます
落ち葉だけでは間に合わなくて、周りにある枯れたアシやアズマネザサもナタの餌食にしてとにかく細かく細かくして混ぜました。

さて、首尾はいかがかというと・・
これは年明けのお楽しみというところでしょうか
素人目にはかなり良い水分量で発酵にはもってこいではないかと思うのですが・・

この方法がうまくいけば嫌われ者のオオフサモも有用な肥料に早変わり。
谷戸の中での「有効なリサイクル」がまた一つ確立出来たことになります。

そんなものでもどんなものでも、嫌われものでも谷戸のタメになるのであれば、少しはありがたみも増すというものですよね。

今後この堆肥の状態を見つめつつ管理をしっかりと進めたいと思った次第です。


ワークデータ:

参加者:8名
内容:オオフサモの除去とそれを使った堆肥作成
昼食:ご飯


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