Kawana Satoyama Ranger tai

2004/9/23 作業報告



Workの写真は Work Photo Gallery から

陸稲(オカボ)に網掛け

今年は暑かったので稲の生育は順調です。
もうそろそろスズメちゃんたちがわんさかやってくる季節になりますね。

ということもあり、周りは「網をかけろ〜」と心配しております。

なんかこう、あまのじゃくな事務局としては網なんて掛けたくないのですが、
一生懸命世話をしている仲間たちの悲しそうな顔を見るのも辛いので、網を掛ける事にしました。

網はかなり必要だと思い「27m X 17m」位を購入しようと先だっての運営会議で決めました。
まあ、なんといいましょうか、手違い?勘違い?で購入したのは「18m X 18m」

ということで全体には掛けることが出来ませんでしたが、かなりの部分を掛けることができました。
めでたしめでたし!

と、思っているのは事務局くらい。
一生懸命世話を続けている「畑レンジャー」の面々にとってはゆゆしき状態。
どうやらもうひと網購入して完璧を期するようです。

頑張ろうね〜!

草取り・耕耘

まあ、1月に1回、特に8月は1日に行ったのではや45日。
こうなると予想どおり草が生い茂っています。

毎度の事ながら午前中は草取りに集中しました。

今回は40名超という参加があったため、馴れないメンバーが多かった割には順調に作業が進みました。

おかげさまで畑は「畑」に戻りました。
う〜ん、レンジャー隊の畑じゃ無いみた〜い!

薪割り

前回に薪になる木材を大量にいただきました。
その木材をしっかりと薪にしようと、「大薪割り大会」とあいないりました。

チェーンソーはおろかのこぎりすら初めてというメンバーもいるわけで、とても苦労して薪の長さに切断していました。
でもみんな熱中してたよね!

薪割りはやはり人気の的。
とくに大きな薪割り斧は人気者。
常時誰かが「普段の雑念」を払うかのごとく熱心に、そして黙々と作業にとりついていました。

その反面小さな手斧は人気が無くて・・

やっぱりスカッとするのは大きな斧を身体いっぱい使って振り下ろすほうなんでしょうね。
事務局なんて(事務局Cの方だけですが)小さい頃から手斧に慣れ親しんでおりましたので、手斧好きなんだけどな。
小さな斧でスパッと割れたときの快感は味わい深いものがあるのですがねぇ・・

奥の田んぼを整備

今年の夏は台風が多かったですよね。
恵みの雨も多かったわけですが、
作りたての畦にとっては厳しい試練でもあります。

排水部のスギ板脇から土を削り水がどんどん流れてしまうようになってしまっていたわけです・・
全くと言っていいほど水が溜まらない・・
せめてもの救いがなんとオオフサモ、このおかげで水温が上がりすぎることもなく生き物たちにとってうるおいの場所となっていたようです。

そんな中でも以前から作ってあった田んぼはかなりしっかりと水量が確保されていました。
さすがに年月を経たものは素晴らしいですね。
今後もこの様な場所をどんどん増やして行きたいものです!

・・・って、このまま終わったんじゃ報告になりましぇん。反省

えぇっと、

そうそう、水が流れっぱなしになってしまっている畦を修復しました。
今回は乾いて固い土をいれてみましたので、少しは効果が出るのではないかと思います。
いやはや田んぼは生きていますね。
手入れをしなければダメなんですよね。
でも人手を掛けるからこそ素晴らしい環境につながるのですよね。
愛着も湧きますしね。

これからも頑張ります!

生き物調査・ゴミ拾い

午後から、新林公園に抜けるルートの調査をしました。

ついでといってはなんですが、
「やっぱり必要となるよね最後の回で・・」ということで
谷戸探検のクラスの木の写真を撮りました。

やはり秋がどんどん進んでいます。
臨床にはキノコがいっぱいです。
食べられるわけではないですが、なんかうれしい光景です。
(こんなこと思う事務局Cは変?)



ワークデータ:

参加者:49名
内容:陸稲に網掛け・草取り・耕耘・大根を蒔く
   奥の田んぼ整理・池奥の湿地整理
   生き物調査・ゴミ拾い
昼食:ご飯、ブタ汁

生き物データ:

ニホンアカガエル、カナヘビ

オオカマキリ(産卵中も!)、コカマキリ、コオロギの仲間、ゲジゲジ、ムカデ、ヒダリマキマイマイ、オナジマイマイ(かな〜)
カブトムシの幼虫ウヨウヨ・・(狂喜乱舞するメンバーあり)

アオスジアゲハ、

Workの写真は Work Photo Gallery から


レンジャー食生活報告〜!?
今回の豚汁にはな、なんと鯛が入っていたのです!
鯛です、鯛。

これを寄贈してくれたのはヨシロウ君。
研究室で調査した後捨てられる運命にあった鯛をヨシロウ君がもらい受けたのですが、その数が半端じゃなかった様。
そこで隊長の研究室に大きなクーラーボックスいっぱいの鯛を差し入れたところ今度はそのクーラーボックスいっぱいのカボチャを返してくれたとか。
かれらはそのごこれらの食料で生活を潤したわけです。

いや〜、生物資源科学ってなんかリッチ!

そんなヨシロウ君、南アルプスの縦走から帰ってきてからはこの鯛で食事をまかなっていたそうな・・・
「肉が鯛で出来てるって感じるんだよ」なんて言ってましたが・・

その鯛を10匹以上差し入れてくれて(もちろん冷凍保存品)、姿焼き、カブト焼き、そして豚汁に入れて食べました。

通常の流通では「鮮度保持材」というものをぶちかけますが、そのようなものはかかってないだけに本当のプレーンな味を味わうことが出来ました。
うれし〜!(^^)/

そうそう、「この鯛入り豚汁を藤桜祭でも出したら・・」なんて盛り上がりましたが、レンジャー隊は鯛を養殖してないし・・・

いっそ、「レンジャー鯛的谷戸汁」な〜んてどうかな?

まあ、この企画この言葉を発したとたん、みんなのしろ〜い目が・・
ということでボツ! ですね、当然。

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