2002/10/13 作業報告

サツマイモ収穫
オカボ(陸稲)ほぼ全滅・・・トホホのホ


晴れました、晴れました。
晴れてわーくが出来ました。
今月の最大の課題は藤桜祭用の野菜を収穫すること。
そうです、本当に谷戸の野菜を使うためにもなんとしても野菜の収穫が必要なのです・・はい。

畑班
本日の収穫は、サツマイモ・サトイモ・オカボ(陸稲)
サツマイモは思いのほかいい形で手ごろな大きさに出来ました。これなら学祭でも売れますね。
サトイモは夏の天候ガ響いて(暑すぎ・水すくなすぎ)あまりよくなかったですが、それでも十分取れました。
オカボはそれはそれは大変。まあ当たり前というかわかっていたではあるのですが・・ ほぼ全滅。
スズメさんたちに餌を供給したことになります。良いほうに考えれば「他の田んぼへ行くスズメを引き受けた」ということです。
感謝して欲しいですよね。
正直なところ、防鳥ネットを張らなかったのは「面倒」ということではなく、他の田んぼの持ち主へ「こっちへ引き寄せてます」といいたかったからなんです。
まあ、あまりの食べられ方に少々慌てましたが・・・ なにせ種籾分はお返しするという約束をして早田君が分けてもらったオカボもあるのですから・・・ こちらは深く反省!
ということで来年度に向け会としての方向性を問われる(おおげさ)収穫でした。

そうそう、無理(無駄)は承知で夏から蒔きつづけて残っていたダイコンとニンジンの種を蒔きました。


ビオトープ班
畦の修復
草ボウボウであり、圧の生物調査の際にかなり崩れた畦を精力的に修復しました。
何分堅い土が無いものですからブニョブニョしていますが、来年のシュレーゲルアオガエルさんたちの産卵時にはちょうどいい堅さと形になっているのではないかと自負しています。
オオフサモはものすごく生命力が強いので根絶は無理な様子。それに畑に運搬途中で切れた茎からどんどん増殖してしまっている様子も気になります。いや本当に大変です。
またオオフサモが生い茂っていた去年の方がイトトンボが多かったという報告があることから、オオフサモは一つのトンボ池に封じ込める作戦に切り替えました。この池を拠点に数量の調整をしてゆきたいと思います。なにより多量かつ非常に重い荷物を運ばなくてすむということはありがたいことです。

奥のアシ原開墾・・・
・・・のつもりでしたが場所がよくわからない!
ということで、間違って怒られるよりは草が枯れてから改めておこなうということに方向転換しました。
ちょっと軟弱。
追伸:その後隊長が現地を視察。即場所は確認できました。(時間が時間だったのでワークは再開しなかったけど・・・)
前のワークで行った結果でしょう、オモダカが確認できました。
この分であれば来年度以降良好な環境に移行できると考えられます。
う〜ん、頑張らなければ!

食当
藤桜祭用に「ダイコン・ニンジンを入れない」バージョンで豚汁を試作。結果、やはりダイコンニンジンがあったほうがこくがありよろしいようです。仕様変更をすることにしました.(忘れなければですが)
油揚げを入れるのは美味で続行となりました。
それにしても谷戸の野菜はおいしい!!
何を入れても本当においしい豚汁になりますね。


調査班
畦を直したり、田んぼを拡張する前に生物相の調査をしようということで、今回は田んぼの周辺を重点的に植物調査を行いました。

トピックス

オオタカ確認。ワークを始める前にオオタカが出現しました。

アカボシゴマダラ確認。以前から問題となっているアカボシゴマダラですが今回も確認されました。個体的にはまだまだ綺麗な個体です。畑の入口にあるエノキの木に止まり、枝先から幹にかけてゆっくりと歩き回っていました。時折止まったままで又動き出すという感じです。産卵でしょうか。幼虫で越冬ではないのかな?今後どうなるんでしょうね。
それにしてもむやみに他地域の生きものを移入することは絶対止めて欲しいものです。
本当に悲しいことです。

今年はカメではなくネズミ発掘。
毎年生きものの揺り篭として活躍している我らのサツマイモ畑、今年はネズミの揺り篭でした。毛がやっと生えている感じの目も開いていない小さな小さな赤ちゃんです。3匹でしたが、2匹はその場でゴメンナサイ・・・潰してしまいました、土の中には目が無いもので・・ 合掌。
残りの一匹は隊長宅で飼育することにしましたが、さすがに小さかったことと飼育に慣れていない事もあって3日後に衝天してしまいました。ゴメンナサイ、そして合掌。
掘りあげた少しあとに親ネズミが戻ってきたのですが「赤茶色の小さなかわいいネズミさん」だったとのことです。
アカネズミではないかと思っていますが、果たして本当は?


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