2001/3/24作業報告

斜面林(稲荷山)の下草刈りをしました

斜面の下草刈りは大変!!

ぽかぽか陽気

 Tシャツ1枚でも平気なほどのぽかぽか陽気。(でも、インフルエンザの私・敬友にはつらいものがあった・・)

 今回も通称稲荷山の下草りをしました。

 ここの緑も全ての人に歓迎されているわけではなく、一部の人は「落ち葉が落ちて困る」という理由で大木を市に切らせたりしているほどでもあります。

 少しでもそういった人の<嫌悪感>を軽減すべく、冬の間くらいはこまめに下草刈をすることにしたのです。去年は1回でしたが、今年は廣崎さんの助言から2回となりました。

 特に今回は道路に面したフェンス側を綺麗にすることをメインにしました。

 細いスペースを鎌や剪定バサミを使って切り開きました。

 また、いつもの刈払機使い、バリバリ斜面を刈るはずだったのですが・・

 さすがに急峻な斜面を刈払機を使って刈るのは通常の人には無理があったようです。

いつになってもエンジンの音が聞こえてこないと思ったら、怖くて使えなかったようですね。

少し私が見本を見せて、怪我のない範囲で下草刈りをしてもらいました。(インフルエンザand軽いギックリ腰でそんなことしてるんだから性質悪いですね。その後も休まず働いたら・・ 寝込む、ジンマシン、神経痛etc.と4月に入ってもまだまだ体がぼろぼろです。気をつけましょうね)

鬼のいぬ間に

 てな訳で、午前中の作業はハードでした。午後は廣崎さんも帰られ、私も整骨医に生かせてもらいました。皆さんには山の頂上部分(いつも刈っている部分)の仕上げをお願いしました。

 アオキの木の間引き、枯れた木立や、地面から出ているアズマネザサの切り株を根元から切る事をお願いしておきました。

 どうやらこちらの作業は平坦でもあり、のこぎりも使えるとあって、学生諸君には好評だったようです。

 また、専攻が専攻だけあって、「雑木林はこうあるべき」といったビジョンも頭にあるらしくそれはそれは綺麗に作業を進めてくれました。

 細い木があれば「ギコギコ」。ツタ・ツルがあれば「ギコギコ」「それ引っ張れ!」と枝から引きずり落としてくれたようです。(私はいなかったもんで)

 3時に引き上げた後の頂は綺麗さっぱり。広々とした、明るい雑木林となったようです。

 本当はフジを始め「花」のきれいな「りっぱな(大きくなった)」ツルは切らなくとも良かったと思うのですが、もう後の祭りですね。

 まあ、もう少しすれば切り株から芽が出てもとのように立派になるでしょう。

木の上は楽し

 お昼でのワンカット。お弁当を木の上で食べているサル2匹を激写。

 でもね、あの枝。とても見晴らしが良くて。暖かい日には最高な昼寝ポイントなんですよね。彼らならずとも(インフルエンザでなければ)登ってみたいところでした、ね。

 本当に気持ちのいい場所です。

気持ちのいい場所

 気持ちのいい場所で思い出しましたが、斜面を歩いていたアヤちゃんが、見晴らしのいい気持ちのいい場所でしゃがもうとしたら・・・

 な、なんと、あたらしい「ためぐそ」があったんです。タヌキさんにとってもその場所は非常に気持ちのいい最高の場所だったんでしょうね。

 タヌキってとてもナイスな感覚しているんですね。感心してしまいました。

 それとともにアヤちゃんも「獣」の感覚が良くわかるナイスな方だったんですね。

 

こちらはよろしくな〜い!!!!!!

 夕方、清水谷戸に戻ってきたアヤちゃんがまたまた大発見。

 「ヤモリかイモリが水の中で死にそうになっています」とのこと。ヤモリは水の中には入らないし、イモリのように腹は赤くないそうだし・・

 早速見に行くと、な、なんと、サンショウウオ!

 身体が折れ曲がって、ほとんど死ぬ直前。

 しかし、なぜサンショウウオ? この谷戸にはサンショウウオはいないぞ!

 誰だ、放したやつは!!!!

 もって帰っても即死にそうなので、今回はそのままその場でご臨終をお迎えいただくことにしました。

 ペットが死にそうになったり、飼えなくなったからといって自然の中には絶対に帰さないで(持ってこないで)ください。

 現在の法律では「違法」ではないが、自然界の法則では「違法」です。

 みんなマナーは守ってよね!


 

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