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Kawana Satoyama Ranger tai

2005/1/1 報告


明けましておめでとうございます!
今年も川名清水谷戸をよろしくお願いいたします。

さて、毎年恒例になった、元旦の谷戸風景撮影の際に見かけた生き物たちのご報告をしたいと思います。

何分にも双眼鏡やカメラ&望遠レンズなんては持ち合わせていなかったので皆さんに画像付きでお知らせすることは出来ませんが、おつきあいくださいませ。


【みんなが来ない谷戸は静かで優しいぞ】

いや、嫌みではありません、念のため (^^;

さすがに元旦に谷戸の奥まで入る人はそうそういないので、谷戸の中は本当に静かでしたよ。
そしてそんな谷戸は生き物たちもリラックスしているせいか、いつもなかなかお目にかかれないものまで見せてくれました。
これは生き物調査を行ってくれていた諸先輩が朝早く谷戸に入ったときや、夜に静かに入った時と同じ。
やはり谷戸の素晴らしさは一人ひっそり(今日は二人でしたが)来るに限ります。

さて、本題

今回の目玉はルリビタキとキツツキの穴。
なかなかお目にかかれない両者に会えたということは本当にラッキーでした。


キツツキの巣穴らしもの発見!

それもきれいな状態です。

キツツキの穴(たぶん) わからん! という方は画像をクリックしてみてください

大きさや位置から見てアオゲラでしょうか。
きっと今年は営巣するんでしょう。

しかし、キツツキって枯れた木に穴を掘るものだと思ったら、元気そうに見える木にも穴を掘るんですね。びっくりしました。

実はこの穴、レンジャー隊へのプレゼントかそれとも挑戦か、レンジャー隊の畑の目と鼻の先にあります。
幸いこの時期は見つけやすいのですが、葉が茂ると絶対見つけられません。
さすが生き物たちの知恵は素晴らしいですね。

さあ、今度のワークで見つけてみませんか?
ヒントは「エノキとツルマサキをじっくり観察すること」

みんなわかるかな〜


観察されたもの

【鳥】(だいたい出現順)

ハシブトガラス・トビ・カシラダカ・スズメ・キセキレイ・カワラヒワ・ヒヨドリ・ルリビタキ・コジュケイ(何かに襲われたような声)・コゲラ・シジュウカラ

【獣】

タイワンリス

タイワンリスが樹皮をバリバリいわせながら削り取っていました。
削り取っては下に落とし・・削り取っては下に落とし・・
という感じです。
かなりの大木(ミズキかな〜)なのですが、あの枝はきっと春には芽がでないんでしょうね。

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