定期観測(夏)の段

谷戸自然調査写真
谷戸を進む調査隊

谷戸の活動も少しは科学的にね!

ってな訳で、活動も進むにつれきとくな発言をしてくれる隊員も出てくるようになりました。
そして、今年はついに「年間定期観測」が実現したのです。

そして今回はその2回目(全4回予定)です。

今年はまだまだ梅雨が続いている事もあり、谷戸の中の湿度は90パーセントを超えていました。

また、オニヤンマのヤゴやヤゴの抜け殻が沢山見つかり、谷戸が生き物たちにとってととも素晴らしい環境なのだということを改めて感じられました。

Photo 1 調査風景1 一番手前の水路地点にて。 まじめそうでしょ?
Photo 2 調査風景2 こんなぬかるみを進みます。かなり重労働です。
Photo 3 調査風景3 水路の底をすくい、生き物を調べる。 かなりムシムシする感じ。 ムシ虫・・なんちゃって
あれ・・よく見ると生き物捕獲用の金網ざるの取っ手が壊れてる・・

こうした調査を続けることで谷戸をより相対的に見られると思っています。
次回は秋。
どんな姿を見せてくれるのでしょうか、楽しみです。

ところでどんな事やってるの?

とりあえずの目標として、「基礎データとなるものがほしい」、「年4回はやらないとね」ということで、谷戸の重要ファクターである水路に注目し「気温・湿度・水温・水路脇の植生・底の状態・生き物」を調べることにしました。

調査地点は谷戸の中にある代表的な水路数カ所。

さすが学生のパワー(時間があります!)、調査は朝8時から午後6時までという途方もない時間帯を2時間おきに前科書を調べて回ります。
これが大変なんですよ!

前回3月から始まりましたが、前回なんては手がかじかむし、寒いし、体ブルブル、手は真っ赤という人体極限調査みたいな様相を呈していたのであります。

そんなこんなで集めた資料をもとに、谷戸の健全性や重要性といったことにむすびつけられればと思っています。

終わった後は・・・

時おりしも7月25日。
そうです江ノ島の花火大会の日です。
調査が終わってみんなで見に行こう! 
・・ というはずでしたが・・
例のごとく雨が(江ノ島の花火大会は雨が多いのです)
谷戸から江ノ島までは遠いし、北公園で見ようにも雨の中を抜けるのも大変だし・・
ということであえなく花火大会見学ツアーはご破算となりましたとさ。


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