Kawana Satoyama Ranger tai

事務局長敦子のThe Nationl Trust 研修報告

[第7話] サイクリング in Ely


ワーキングホリデーが始まる前に、ElyのB&Bに2泊しました。
ちなみにB&Bは出発前にインターネットで調べて申し込みました。

行ってみると、本当にごく普通の家。
周りには同じような家が建ち並んでいて、いかにも新しく開発された分譲住宅といった感じです。

 B & B in Ely 本当に一般の住宅地の一部でした

「息子が独立して部屋が空いたし、人と話すのが大好きだから」という奥さんは、気さくで感じの良い方でした。

一日目はElyの大聖堂やクロムウェル博物館などを回ったので、二日目はサイクリングをすることにしました!

イギリスは自動車の国で、以前ドイツに行ったときほどはサイクリングが盛んではなさそうですが・・
貸し自転車やさんに、いざ出発。

インフォメーションセンターで聞いたら、「自転車屋兼貸し自転車や」さんがちゃんとあり、一日10ポンド(約2千円)で自転車を借りることができました。

インフォメーションセンターに再び行って、サイクリングマップをゲット。
やはり、サイクリングコースもありました。
何通りもあるサイクリングコースから、一番簡単そうなのを選んで出発!

行けども、行けども、小麦畑。

 小麦畑

まるでドイツのサイクリングロードのよう。
違うところは、ドイツは自転車専用の道がたくさん整備されていたけど、イギリスはそこまではなく、時々自動車が横を通っていくことかな。
でも、サイクリングコースはちゃんと車がほとんど通らない道を選んでくれているので、安心です。
快適に約2時間走ることができました。

同じよーうな、田園の景色のなかをただひたすら走る・・・
翌日は筋肉痛になりました。

 自転車わかりますか?

 ゆったりとした道 当然馬もいます。そこがイギリスと日本の差

2時間走って、10人くらい、サイクリングしている人とすれ違いました。
ほんとーうに、家もなく、一面の小麦畑と牧草地、時々牛がいるだけの田舎道なのに、2時間で10人もいたことに驚きました。

サイクリングは、健康的でよいレクレーションですね。
ストレス解消になります。家族でも楽しめるし。

日本でもサイクリングしたいな!
自転車のための道をもっとつくりましょうよ!

 


事務局C のコーナー 「自転車では遠くへ行けないけれど・・」

日本とイギリスやドイツといった環境先進国といわれる国々と明らかに違うところが「電車と自転車」。

それぞれを日本と比べてもさほど違いがないのだけれど、「自転車を電車に載せられる」というところで大きく違いが出てきます。

日本で自転車を電車に載せようとするとバックに詰められる折りたたみ式自転車が関の山。あれって、重たくて大変なんですよね。
まあ、先日見た若い女性のように何事もなかったようにマウンテンバイクとともに東海道線に乗り込んでくるという光景も出てきたので、日本も変わり始めたのかも・・

しかし、あちらの国々では何事もなかったように、「そのまま電車に自転車が載せられる」のです。さすがにホームで自転車に乗っている人はいないので「そのまま乗り込む」ということにはなりませんが押して入れます。
以前イギリスで見た時は入り口付近が広いのでそこに自転車と一緒に人が立っていましたが、事務局長の写真で見ると今はしっかりと留めるコーナーがあるようです。
これならば本人は座席で座れるし、とてもいい感じですね。



まあ、現実問題として超混雑した日本の国内(特に首都圏)では即実行可能な事柄ではないでしょうが、こんなローカル電車があればその地方の観光がとても楽しく出来ますよね。

自動車だと発見できる事柄がものすごく少なくなってしまうでしょ?
自転車ってそういった「思わぬ発見」が楽しめる最高な移動手段だと思います。
さらに沢山発見できる「徒歩」も捨てたものではありませんが、さすがに行動半径が限られるし・・・

宅配便のサービスで、「自転車を旅行先の駅まで届けます」なんてあればいいですね。そしてイギリスのような自転車の載せられる電車があれば本当に楽しい旅行が出来ると思います。

是非実現させたいものです!


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