Kawana Satoyama Ranger tai

事務局長敦子のThe Nationl Trust 研修報告

[第3話] どんなメンバーがいたかといいますと・・


私たちのグループには10人の参加者がいました。

このうち2人はリーダー、サブリーダーとしてナショナルトラストから派遣されてくるので(といっても彼等もまたボランティアですが)、実質8人の応募者がいたということになります。

このグループは35才から50才くらい(あくまで目あす)ということで募集していたグループですが、60代の人が2人、70代の人が1人いました。
男女はそれぞれ5人ずつでした。




おもしろいことに、このうち6人の職業は“先生”でした。

やはり、イギリスでも一般の人はまとまった休暇が取りにくいので、どうしてもこういった活動には“先生”の参加が多くなるそうです。

今回の参加で私が一番感じたのは、雰囲気が“川名里山レンジャー隊”と変わらない!ということです。

ボランティアをする人たちに人種は関係ない、ということでしょうか?
すごく気さくで、みんなとすぐに友達になれました。

といっても、私以外は全員イギリス人ですから、最初はみんなが雑談していても、何を言っているのか、さっぱりわかりませんでした〜。
みんながどっと笑っても、ちっともおかしくない。さみしい・・・
だって、みんなすごーく早くしゃべるのですから。
だんだん、日を追うごとに、何について話しているのかわかるようになり、だんだん会話に加われるようになりました。片言ですが・・・

みんなに励まされながら、充実した一週間を送ることができました。
私が持参した、川名里山レンジャー隊の写真の効果も大きかったと思います。
大受けでした。
特に、泥田ぼうず軍団の写真は。
また、新林小学校の谷戸探検の写真をみて、「いいな〜」、とうらやましがっている人もいましたよ。

ボランティア終了後、3泊も友達になったメンバーの家々に泊めて頂きました。
本当に感謝!です。

こういったワーキングホリデーは友達をつくるには、うってつけだと思います。

イギリスでも、なぜお金を払って、ただで一週間働くのか?という人もいます。
私も事前に泊まったB&Bのおじさんから不思議がられました。

でも、なにより貴重な体験ができるので、参加者はみんな満足していました。



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