Kawana Satoyama Ranger tai

事務局Cの
Scotland 研修報告

第1回
「Austin Healeyを観る〜」の段

2006/9/11 Update
おいおい、まったく谷戸に絡んでないだろう!

まあ、お許しください(^^

事務局Cといえば機械バカ。で、ついついこういったものばかりが目に映るんです。
そもそもグレートブリテン(イングランドとスコットランドを含めて)の民衆は古いものが大好き。
それも機械は昔のままで動かし続けるのが粋と信じ込んでいる事務局Cの大先輩ばかりなのであります。

「どう見てもあれは戦争映画に出ていたロールスロイスの黒塗り高級車だぞ」とか「え?明治時代か?」というようなクラッシックカーが、なんか普通の事のように現代車と一緒に走っているんですもの。ものすごい事です。

で、今回はそんな車の一台

なり古いスポーツカーというのが、ぴったりのこの車、な、なぁんと、80日間で世界一周をしてしまったのですからびっくり!
それも生産直後ではなく、生産から40年近くたった2000年に敢行されたのですから本当にびっくりです。

当然車だけで世界一周はできないので、ドライバーがいるわけですが、
このドライバーが今回宿泊したFarm Houseのご主人と奥様だったのです。

こちらで本家本元のページをご覧いただけます

予約をした際に実物(車)を観たくて仕方なかった事務局Cですが、コミュニケーションが苦手なだけに、あわや見ないまま去ることになりそうでした。

まあ、しかしそれでは余りにもったいないと感じた同行の事務局長(奥さんですが・・)がしっかりとリクエスト。
ご主人も自慢のネタだけに、「食いついてきたからにはどんどんいっちゃうぞ」ってな感じで現物(今は走行不可)を見せてくれました。

見かけはちょっと改造してある旧車ですが、80日間の旅に向け、実は大がかりな改造をされていたのです。

写真を撮れたのは一番ノーマルな状態のエンジンルーム。っていうかノーマルだと説明してくれました。ノーマルのままで壊れなかったの!すごい!

説明から聞き取れた変更点としては

  • アンダーガードは分厚いのに取り替えてあります。
  • タイヤは超高圧タイプに変更。確かにたたいてもへこみません。パンクは1回も無かったそうです。
  • ホイールはスポーク仕様から鉄製の頑丈なものに交換してあります。元のスポーク仕様はもう一台のAustin healeyに付けてあるそうで・・ 2台も持ってる!
  • バッテリーは今は壊れています・・
  • 燃料タンクは110Lに変えてあるそうで、リアのトランクにバッテリーの部分を残してきっちり入っていました。バッテリーを交換したいのだそうですが、この燃料タンクをはずしてからでないと取り替えられないんだそうです。
  • バックミラーは2組。ドアミラーとその少し前にもう一組。ナビ側も見られるように?なってます。壊れても平気ですからね、これなら。
  • 前のバンパーはアンダーガードからつながっています。当然強靱なものに変えてあります。中国では動物がしょっちゅう飛び出してきたそうで、どうぶつに負けない強さを持っています。

聞き取れた改造項目はこれくらい。ちなみにフロントガラスは飛んできた石でヒビが入っていました。粉々にならないのは凄い!というか本当に走ってたんだなぁってしみじみ感じちゃいました。

いや〜、エンジン音聞きたかった!

ちなみに事務局Cは「ミニにのってます」と自慢。すかさず「NEW? Classic?」と聞かれましたよ。もちろん「Classicです」と即答。
今のMINIはめちゃくちゃ早いけど好きじゃないそうです。特にCooper Sはね・・

「ミニ(クラッシック)はきびきび曲がり、きびきび走るけど、こいつ(Ausitin healeyは重厚に真っ直ぐ走るのさ。今の車みたいになんだか知らないうちに走っているんじゃなく、運転しているのがわかるところが好きなんだ」と言っていました。(英語の理解力不足によりかなり間違っっているかも・・ でも車好きの言葉はなんか伝わるんでな、これが。大きく間違ってはないぞ、きっと。)

いや〜、あの調子だったら、車が動けば「乗ってみろよ」と言ってくれたかも知れないノリでしたね。機械好き同士って感じかな。

なお、この世界一周は病気の子どもたちを支援するためのチャリティレースなんだそうです。あちらではチャリティーレースが頻繁に開催されているようです。
好きな車で子どもたちを支援出来るなんて、素晴らしいことですよね。
日本でもはやらせなくっちゃ!

【追伸】
最初の海外旅行(イングランド)にいった時には大戦中の飛行機さんが飛んでいるのを観てきました。その時は飛びませんでしたが未だに飛ばすために保存活動を続けています。こういった「機械は動かして残す」という考え、日本でも広めたいものです。
で、とりあえずB-17の保存団体のページ

みなさんこんにちは!
web担当の事務局Cでございます。

「最近めっきりwebの更新が行われていないのにこんなページを作っているなんて!」という声がそこここから聞こえてくる様ですが・・
まあ、なかなか報告することができず控え気味にGallaryで報告しています・・

う〜ん、生活と活動を両立するって大変なんですね〜

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