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DSC00298
こちらは本日大活躍のカメラ&カメラジャケット(カバー)
なにせお高いカメラなので濡らして壊すのはまずい・・
っていうんで作ったのがこのびしょ濡れになっているカバー。
素材はベンタイル(Vetile)。ものすごくぎゅうぎゅうに編み込んだ綿です。
元々第二次世界大戦時にイギリス軍がドーバー海峡に落ちたパイロットを死なせないために
航空服兼防水服として開発したものです。
ちなみにこの写真にあるベンタイルは、私が20数年前に買って、つい最近まで着ていたアウトドアー用ジャケットの再利用です。
さすがにボロボロになったジャケットの腕の部分を使ったりしながら作ったものです。
外側はビショビショでもコットンが膨張することにより水の侵入を防ぐという構造のため、
中は殆ど濡れません。
まあ、1枚じゃ完全とは行きませんが・・
ダブルレイヤー(2枚重ね)にしてあるのでなかは殆ど濡れていません。
ゴアテックスなんては5年もするとしみ出て来ちゃうけど、
これは未だに機能しているというのが凄いことだと思います。

このおかげで雨の日もカメラを壊さず記録が取れるのです。
なによりこのカメラジャケット、布なのでシャッターボタンを押せるのがグッドです。
問題といえばズームレンズ。伸びたり縮んだりさせるのにリングを回すのはちょっと不便。
でももともとジャケットの腕の部分だけに、何とかなります。
非常にお気に入りの自作品です。

どこぞのメーカーでベンタイルを使ったカメラの形に沿ったレインカバー作ってくれないかな
凄くいいと思うんだけどな。

防水とは関係ないけど、
このカメラジャケットについているバッジはベンタイルの発祥の地イギリスはダックフォード(Duxford)空軍基地で航空ショーを見たときに買った、航空隊のボクシングクラブのバッチです。
なかなか良い組み合わせでしょ?