これはわかりやすいですよね、「生き物たちが繁殖をつづけられるため」です。
そうです、絶滅させないためです。

生き物はある程度の生息数が確保出来ないと絶滅してしまいます。
ニホンのトキも残念ながらあまりに数が少なくなりすぎて絶滅してしまいました。

ここまで話は大げさにならなくとも、ある地域の生き物にとって他地域との交流が出来るということ、また自分の生命を維持できるだけの食料を確保できる行動範囲が確保出来ということは絶対に必要なことです。

広い緑地等を残せない現状では少しずつでも残された緑を意図的につなげる努力が求められています。

鳥にとっての空間、カエルにとっての空間、魚にとっての空間、昆虫にとっての空間・・・
みな必要な空間量は違います、質も違います。
多様な生き物の存続のために、今残された空間をつなげてゆく、それが今私たちに求められていることなのです。

そして、なるべく早い時期につながっていない場所を、自然を再生しながら、つなげてゆかなければならいのです。